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パソコンを買って、インターネットを始めたばかりのSは、E-MailやWEBの楽しさに触れ、インターネットに夢中になり始めていた。パソコンの設定もよく分からずに買ってきたNECのPCの指示通りにプロバイダに加入したのだった。そんな頃、学生の時の友達Mと合コンに参加したのだった。
合コンで知り合いになったNという男は、見た目にはサラリーマン風で、25〜26才くらいで、特に遊び人風ということもなく普通の男だった。話をしていくうちにインターネットの話題になった。Sは、インターネットの話題でNの知識に驚かされ、また関心したのだった。それから、Sはパソコンやインターネットの関連で分からないことや疑問があれば相談にのってもらう良い友達として(特別な関係もなく)E-Mailでコミュニケーションをとる仲間になった。
事件が起きたのは、その半年後のことだった。友達のMに相談があると呼び出され聞かされた内容は、例の合コンのNにストーキングされているというのだ。それも、電話や待ち伏せで、気味が悪いほどMの行動を知っているというものだった。Sは、まさかあのNさんに限ってと信じられない気分ではあったが、Mが嘘をついているとも思えない内容であった。
約1ヶ月後、話は、とんでもない方向へ進展した。Mからの電話で「S、あんたがNに情報を流してるでしょ。」と言われたのである。SはMに直接会って話を聞いてみたところ、Sにしか相談していないことや、予定をNはすべて知っているというのだ。確かに、Sが情報をNに漏らしていると言われても仕方がないないようだった。
Sは、それまで知らなかったのだが、MとNは合コンの後にしばらくつき合っていたのだ。Mは、SがNに好意をもっていると思いこのことをうち明けずいた。そして、SはMとNの関係を知り、嫉妬しNに情報を流しているのだと思いこんでいたのだ。
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